2011年1月31日月曜日

スモーク

スモーク(1995・米、日、独)


監督:ウェイン・ワン
脚本:ポール・オースター
出演:ハーヴェイ・カイテル
    ウィリアム・ハート








恵比寿ガーデンシネマで見てきました。

これは昔から大好きな作品の一つで、それも映画館で見れるということで楽しみにしてました。

チケットは完売だったようです。上映2時間前に行って買っておいて本当に良かった。


この映画は作家のポール・オースターの小説の中のエピソードが元になっていて、撮影中も彼が

指示を出したり、いろいろと関わっていたみたいです。

感想ですが、ハーヴェイ・カイテル演じるオーギー、しぶすぎます。悪いおやじ感があふれ出てい

ます。出演している役者の演技が全て自然で素晴らしいです。

ストーリーは大したことは起きないのですが、それがまたリアルで良い。実際の日常ではそんな

に劇的なことはおきないでしょう?

だけどその小さな出来事が絡み合い、積み重なるのが人生なんだなぁ。と思いました。そしてこ

の映画はその他人の人生を少し覗き見する感じがしました。

映画の最後にオーギーがポールにクリスマスのお話をするところですが、なぜかあそこで毎回泣

いてしまいます。今まで見た映画のなかで一番好きなシーンです。別に感動しているわけではな

いのに、オーギーとお婆さんの人生がひょんなことから交わる感じがたまりません。

BGMでながれているトム・ウェイツの曲を聞くだけで涙腺がゆるゆるになります。




まるで大型犬ですね。

この映画100点です。早くも4本目にして出てしまいました。

1 件のコメント:

  1. KAZUMA氏が100点を付ける作品・・
    是非今度、自宅上映会で拝見します。

    最近は冷え込んできたので、風邪を引かぬ様
    頑張って下さい。
    地元よりこのブログを応援します。

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